ワンちゃんの診療

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ワンちゃんの
診療について

動物の診療は、内科・外科・腫瘍科・皮膚科・眼科・循環器科など、 専門分野が多岐にわたります。しかし、犬の気持ちはわからないので、 どの分野の病院に連れて行くかわからないことも多いと思います。 ペロどうぶつ病院では、そんなワンちゃんの気持ちをいち早く汲み取り、治療に努めます。 レントゲンやエコーなどの診察機器も取り揃えていますので、どこが悪いのかを調べ、症状に合わせた治療を行うことができます。 専門診療が必要な場合は当院からご紹介いたしますので、ご安心ください。 いつも一緒に過ごしている飼い主さまが違和感を感じるとき、実際に異変があることは往々にしてあります。 様子がちがうと感じたときは、どんなことでも構いませんので、一度ご相談ください。

診察イメージ

ワンちゃんの診療

診察イメージ

犬は体重が1kg台の小さな犬種から40kg以上ある大型犬まで多種多様あり、犬種それぞれ特有の疾患もあります。 同じ病気でも個々で症状や病気の進行は異なり、より丁寧な診察が必要となります。 なぐら動物病院では、個々の性格や飼育環境なども配慮し、個々に合った適切な診察を行うことができます。 病気によっては症状がほとんどなく、気が付いたときには重篤な状態になっている場合もありますので、 手遅れになってしまわないためにも、子犬の頃から定期的に診察や検査に来ていただくことをお勧めしています。

事前にワンちゃんの
状態を把握したいので
以下のチェック項目に
ご記入ください。

循環器疾患

必須

犬に多く見られる循環器疾患として、心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁の閉まりが悪くなって 血液が逆流する僧帽弁閉鎖不全症が挙げられます。中高齢になると発症しやすく、初期はほとんど無症状のため、 年に数回の診察を受けることが大切です。

皮膚疾患

必須

犬の皮膚疾患として、皮膚や毛穴に細菌が感染することで発症する膿皮症や、 ノミ・ニキビダニ・ヒゼンダニなどの感染による皮膚炎、副腎やホルモン疾患などによる毛周期停止脱毛症、 遺伝的要因に食物アレルギーや環境因子などが複雑にかかわりあって発症する犬アトピー性皮膚炎、脂漏症、などが挙げられます。 薬の投与、シャンプーなどによる皮膚のお手入れや食事指導など、ペットの性格や生活環境などに応じて治療を行います。

内分泌疾患

必須

犬に多く見られる内分泌疾患として、喉の両脇の組織から分泌される甲状腺ホルモンの分泌量が低下することで 発症する甲状腺機能低下症、脳下垂体や副腎が腫瘍化し副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される副腎機能亢進症、 糖尿病などが挙げられます。投薬などで治療しますが、多くの場合、発症すると生涯に渡って投薬しなければなりません。

腫瘍

必須

体内のリンパ節が腫れるリンパ腫や、乳腺にしこりができる乳腺腫瘍など、 身体に腫瘍ができてしまった場合は、外科手術で患部を切除したり、 抗がん剤の投与などにより治療します。高齢になると発症しやすい傾向にあり、小さい腫瘍でも放置すると他の臓器に転移する可能性があります。 肺や腹腔内にできた腫瘍は発見しにくく、症状が出た時にはすでに進行していることもあるため、定期的に検査することが大切です。

その他

なぐら動物病院では、呼吸器科や整形外科、歯科、泌尿・生殖器科など、その他にも様々な疾患を診察することができます。 早期発見することで、ペットに負担なく治療することができますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。

ポメラニアン
上記のすべての項目にチェックを入れた

※項目に該当項目がない場合も「特に問題なし」にチェックを入れてください。
 チェック項目すべてにチェックがついていないと上記ボタンを押すことができません。

ワクチン

診察イメージ

子犬は、生後6週間が経過後に初回のワクチンを接種し、その後3〜4週間おきに2回接種することが一般的です。 母犬からの移行抗体がなくなる生後14週間が経過後に3回目の接種となるよう、ワクチンプログラムを立て、その後は1年ごとに接種します。 接種するワクチンの種類は、ペットの生活環境や体質などを考慮してご提案します。

ワクチンで予防できる病気

犬ジステンパー

犬伝染性咽頭気管炎

犬パルボウイルス感染症

犬コロナウイルス感染症

犬伝染性肝炎

犬パラインフルエンザ

犬レプトスピラ感染症

ワクチン接種の注意点

ワクチン接種により稀にアレルギー反応を起こす場合があります。 顔や注射部位が腫れたり、嘔吐や発熱がある場合は、すぐにご連絡ください。 アレルギー反応は、接種後30分〜半日以内の発生率が高いため、ワクチン接種は午前中のご予約をおすすめします。 特に初めてのワクチン接種や2回目接種の場合は、早めの時間にご予約ください。

フィラリア予防

フィラリアは白いそうめん状の寄生虫で、フィラリア幼虫を持つ蚊に吸血されると感染します。 フィラリアに感染すると皮下や筋肉中で成長して血管から心臓などに寄生し、心臓が小さい小型犬は1匹のフィフラリアが寄生するだけでも 重篤な症状を呈してしまう場合があります。蚊に刺されないよう対策することは不可能なため、 感染して間もないフィフラリア幼虫を駆除する薬を蚊が発生するシーズンに投与して予防します。 経口タイプや皮膚に薬液を垂らすタイプなど様々な種類の予防薬があるため、個々に応じてご提案します。

ノミ・ダニ予防

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犬は、散歩時に外でノミ・ダニに寄生される可能性が高く、定期的に駆除薬を投与して対策します。ノミ・ダニに寄生されると、皮膚疾患の原因となるだけでなく、 赤血球寄生虫の感染による貧血や発熱などの症状を引き起こし、重症化すると死に至る場合もあります。 近年では、ダニの媒介により人が「重症発熱性血小板減少症候群(SFTS)」の死亡例もあり、人獣共通感染症の一つに挙げられており、 人への影響も考慮して予防することが大切です。

避妊・去勢

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犬は、高齢になると生殖器の病気を発症する可能性が高い傾向にあります。 避妊・去勢することで、生殖器系の病気の予防や発情によるストレスを 予防することができるため、繁殖の予定がない場合は、発情前までに避妊・去勢することをおすすめします。 また、男の子の異所性睾丸の場合は、高齢になってから腫瘍化するリスクが高いため、必ず手術を行いましょう。 繁殖を予定している場合も、繁殖の引退後はなるべく早く手術することをおすすめします。 なぐら動物病院は、血管シーリングシステムを使用し、縫合糸を腹腔内に残さない手術を心がけています。 縫合糸反応性肉芽腫の発生リスクを軽減でき、より安心して手術を受けることができます。